自動車修理・デントリペアの永田鈑金[三重県四日市] :より早く、より美しい車体のための下地工房設備

永田鈑金のこだわり下地工房

より早く、より美しい車体のための下地工房設備

下地処理専用リフトを導入

板金塗装の作業のうち、80%が腰から下の高さでの作業と言われます。
特に下地処理はパテを何度も研磨してきれいな面を出すため、背中・腰・膝への負担が大きくなります。
事実、永田貞義も4年ほど前から、膝の痛みを感じるようになりました。いわゆる職業病です。

ドイツ・ハークレス社の板金塗装専用リフトテーブル
板金塗装専用リフトのおかげで、立ったままの作業でスピードアップが実現しました

こうなるとどうしても作業に支障が出てしまいます。
しかしそんな身体的な理由でクオリティを落とすのも、あるいは納期を遅らせるのも、永田鈑金を信頼してお車を預けてくださったお客様へのご迷惑となってしまいます。

そこで2014年9月より、ドイツ・ハークレス社の板金塗装専用リフトテーブルを導入いたしました。

これにより、身体への負担は一気に軽減されました。
加えて、道具の持ち替えなどによる「立つ→しゃがむ→作業→立つ」の繰り返しもなくなったため、作業効率も予想以上に向上し、今まで以上の早さで下地処理作業が進んでいます。

出来栄えのクオリティを維持し、かつ、より早くお車を仕上げさせていただけるようになったのです。

この板金塗装専用リフトテーブル、鈑金職人としてこの道一筋に生きてきた永田貞義が、腰痛や膝痛という職業病の悩みに加え、作業効率の向上の面でも、同業者のみなさんにもぜひおすすめしたい逸品です。

この型のリフトテーブルは2014年10月現在、日本には永田鈑金を含め、2基しか輸入されていないそうです。

下地の出来を確実なものにするカギは温度管理!

照射面温度センサー付きのヒーター
赤丸で囲んだ部分が照射面温度センサーです。
赤丸で囲んだ部分がセンサーです。

下地処理で用いるパテというものは、盛った後、磨く前にしっかりと硬化させなければいけません。
その効果時間を左右するのは温度です。温度が高ければ、硬化時間も早くなります。

しかし、やたら加熱すればいいというものではありません。
適正な温度を超えてしまえば、パテはもちろん、車体の既存塗装部分まで変質してしまいかねません。
そこで永田鈑金は、温度センサー付きのヒーターを導入しました。

従来の温度調整機能付きヒーターは、ヒーター側の温度を測ってコントロールするものでした。
ですが永田鈑金が投入したのは、ヒーター側ではなく、照射面の温度をセンサーが捉え、設定した温度と時間で一定に加熱するものです。

このセンサー付きヒーターを用いることで、作業速度が一層向上し、かつ、確実なクオリティをご提供できるようになっております。




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